サクセスファクターワークショップが秀逸すぎる件

 Insurtech研究所所長のたけです。この記事は2023/6月アドベントカレンダー6日目の記事になっています。(「①仲間チームが一体となって成長を実感できる」をテーマに書いています。)

 去年とあるセミナーで教えてもらった「サクセスファクター」というワークショップをもう10回以上ファシリテーションしています。色々アレンジしたりしながら使ってますが、このワークショップ本当に良い!!と思っています。

 ワークショップは置かれたコンテキストの中で、何を目的にどのようにやるか?が重要で、ワークショップをやる事自体が目的や価値にはならないという理解はありつつも、このワークショップはかなり汎用性も高く難易度も低いため、とても重宝しています。サクセスファクターのワークショップの紹介となぜこのワークショップが良いかという点について解説したいと思います。

サクセスファクターとは

 サクセスファクターとは自分たちの関係者(ステークホルダー)を洗い出して、そのステークホルダーがどういった状態になっていれば成功か?という点を討議しながら、そこから自身のプロジェクトの成功を定義するワークショップになります。

 詳しくは下記渡部そば氏のスライドを見ていただければと思います。

サクセスファクターワークショップの何が良いのか?

1.ステークホルダーの立場で考えることで強制的に視座や立場を変えられる

・目標や優先順位について議論する時にすり合わない原因について、立場や視座が合わないというものがあると感じています。各メンバーは自分の世界のコンテキストの中で判断するので、なかなか噛み合いません。

 このワークショップでは、ステークホルダーをたくさんあげて、そのステークホルダーの成功が何かを議論するため、強制的に視座や立場を変えることができます。この頭の体操をしておくことで、自身の殻から抜け出すことができ、非常にディスカッションがしやすくなると考えています。そのため、短い時間のワークショップでも意見が割とまとまりやすいという利点があります。

2.前向きに作業できる

 ステークホルダーの成功とは?という点に着目することで必然的に前向きな議論が多くなり、前向きな気持ちになります。また複数のステークホルダーの立場で考える中で画一的な意見にならなくなり、複数の視点でディスカッションできる事で不毛な議論(実際はそういったぶつかり合いも大事ですが。。)が減る気がしています。

3.時間や目的に合わせて内容をコントロールできる

 2では成功に着目するとありましたが、逆にステークホルダーのリスクは何か?といった後ろ向きのネタを考えることも効果が高いと考えています。気軽に新しいメンバーで前向きにゴールを合意したいというのであれば成功だけを、もう少し深くディスカッションンしたいのであれば、リスクなども話す等、時間や目的に応じて比較的フレキシブルにカスタマイズしやすいのもこのワークショップの利点だと思います。

4.少人数~大人数まで比較的対応可能

 ステークホルダーを上げ、成功状態を上げ、グルーピングし、因果の線でつなぐという動きについては比較的フォローが少なくても作業できます。また、議論するのも良いですし議論少な目で協働しながらの作業を優先させることもでき、わりと懐が広いワークショップだと思います。

まとめ

 という事で、サクセスファクターの勧めでした。このワークショップは若手の集団に対してもやったことがありますし、会社の社長、役員層といった集団に対しても経験していますが、いつ実施してもかなり鉄板だと感じています。(実施者の満足度を高めれるようにも出来ますし、深く内容を議論することもできますし、視座や視点を強制的に変え、ネクストアクションにつなげやすくすることもできます)

 渡部そば氏に教わったワークショップなのですが、ネットで検索してもあまり記事が出てこないですし、なぜもっと広がらないのか不思議です。Insurtech研究所としては引き続きサクセスファクター推しで色々なワークショップを学習していきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。