レトロスペクティブで見せてくれたチームの成長【スクラムマスターへの道 #3】

レトロスペクティブはスプリントの最後の儀式!

スプリント最終日は、ほぼスプリントレビューの準備と本番のスプリントレビュー、そして最後にレトロスペクティブをやって1日が終わります。

スクラムガイドでも、レトロスペクティブの時間についての記載が見受けられますね。

スプリントレトロスペクティブをもってスプリントは終了する。スプリントが1か⽉の場合、スプリントレトロスペクティブは最⼤3時間である。スプリントの期間が短ければ、スプリントレトロスペクティブの時間も短くすることが多い。

ウチのチームは2週間スプリントなので、1〜1.5時間ぐらいでしょうか。

最終日の時間割としては、スプリントレビューを終えた後すぐレトロスペクティブとなりますので、チームメンバーも疲れが最高潮のタイミングでのレトロという感じなのではないかと思います。

今日は、前回から見た今回のレトロスペクティブで感じたチームの成長について、お話しできればと思います。

レトロスペクティブの様子

今回のスプリントは、これまでと状況が異なりました。なので、チームの感じ方もまた少し違ったものだったのかもしれません。

前回も少しお話ししましたが、今回からチームの構成が変わりました。(→新規メンバー+開発メンバー(私)→スクラムマスター

※詳しくは「チームの対話を促進するための一歩【スクラムマスターへの道 #2】」を参照

私にとっては、スクラムマスターとして初めてのレトロスペクティブ。今回は準備が間に合わなかったこともあり、前回同様のふりかえりテンプレートを使ってレトロスペクティブを実施しました。

チームとしてはこのふりかえりテンプレート、3回ほど実施経験がありました。新規メンバーは初めてですが、他のメンバーは今回が4回目となります。

初めていくと、少し前回までと様子が違うことに気がつきました。気持ち付箋(意見)の量が多いような気がしたのです。その要因は一体どこにあったのでしょうか??

4回目でだいぶやり方に慣れたから?新米スクラムマスターを盛り立てるために、気を遣って下さった??

後々分析できれば良いなぁと思いながら、とにかく今は素直にその場で感謝の気持ちを伝えました^^

レトロスペクティブでチームの成長を見た

純粋に付箋の量が多くなっただけではありませんでした。

私たちのチームでは、Miroボード上でレトロスペクティブを行います。そして、みんなで意見を付箋に書き出してみたり、それについて議論したりということをします。

発散させた意見をグルーピングしたり、次にやったほうがいいアクションを決める際にドット投票したりすることがあるのですが、メンバーが誰かに頼まれずとも、1人はドット投票用の図形を用意してくれたり、似たような意見をラベリングしてくれたり、みんなが使う付箋を用意してくれたり、綺麗に並び替えてくれたりと、動いてくれました。

その様子を眺めていたとき、まさに「魚の魚群」を想起させてくれるような動きで、「これが自己組織化ということなのかな」、と思ったそのとき、私の脳内で以前プロダクトオーナーがおっしゃっていた話とリンクしたのです。

プロダクトオーナーは、よく「自己組織化」という言葉が好きだとおっしゃっていました。自己組織化を「雪の結晶」「魚の魚群」「アリジゴクの巣穴」とも呼ばれるんだということを聞いたことがあったのですが、今日まさにそれを目の当たりにしたのです。

ここに、チームのさらなる成長が垣間見えたような気がしました。

前任者のスクラムマスターとメンバーたちがこれまで頑張ってきた成長の証だと思います。新米のスクラムマスターが、ひと足さきにそういう感覚を学ばせてもらっているようです。だってまだ何も貢献できてませんからね💦

チームとしては、これが継続してできるようになっていくといいなと思います。

そしてスクラムマスターとして、継続してチームのパフォーマンスが出せるように、今日の感覚を脳裏に刻んでさらに精進していきたいと思います。

さいごに

スクラムマスターになりたての私が、このチームのスクラムマスターになれたことは、すごくラッキーだったなと感じています。

私たちのチームは、どんどん成熟に向かっていっているチームと新米スクラムマスターという構図で、まだまだチームのメンバーに色々とフォローしていただいている状況です。

開発メンバーとしての感覚とスクラムマスターになってからの感覚。同じチームですけどやっぱり違うものなんだなぁとだんだん実感するようになりました。まだまだつい開発メンバーの感覚に戻ってしまうことがあるので、気をつけないと・・