Unqork実装で起こる悲劇を1つでも阻止するために
こんにちは。この記事は、Insurtechラボ202306アドベントカレンダーの26日目の投稿として書いています。
Insurtechラボ界隈ではお馴染みの「Unqork」なのですが、今回初めてUnqorkの実装に携わることができました。
そこで、Unqorkの実装をしてみたときに起きた悲劇を共有するために、このブログを書くことにしました。
Unqorkに対する私の理解度
初めての実装ではありますが、初学者向けの学習コンテンツをある程度学んだ状態でのスタートとなりました。
よく使いそうなコンポーネントの使い方はなんとなく分かりますが、命名規則はガイドラインを見ながら出ないと覚えきれていなかったり、各種数式なども調べてみないと分からないといった状態です。
まだまだ、🔰マークの初心者といった感じです💦
モブワークスタート
大体メンバーも同じぐらいのレベル感でモブワークを開始しました。
UnqorkはWebブラウザで操作をしていくので、複数人が同時で作業することはできませんでした。そのため、1人がドライバー(編集)、ナビゲーター・モバーはドライバーに画面共有してもらいつつ、自分のPCから対象モジュールを表示して、設定内容などを眺めながらの作業するといった状態でワークを進めました。
モブワークの作業は、下記のようなイメージで進めています。
ある程度まとまったところまで実装が完了したところで変更内容を保存して、次のドライバー(Aさん)に交代しました。
(本来のモブだと時間で区切るのですが、今回はキリのいいところで交代という形を取りました)
と、そこで悲劇が起きるのでした・・。
Unqorkの編集切り替えの妙・・
交代したドライバー(Aさん)がブラウザを更新せずに、編集を始めると、これまで最初のドライバーが修正して保存しておいた内容が消失してしまうのでした!!
Unqorkでは、自分で作成したモジュール以外のモジュールはデフォルト読み取り専用(Viewing)となっています。
編集するときには、Viewing
をEditing
に変更しないと編集することができません。
ここで、Editing
に変更するときに下記のメッセージが表示されます。
英語を翻訳してみると、「誰かがこのモジュールをロックしています。ロックを解除すると、このユーザは未保存の作業を失う可能性があります。
」という内容でした。
警告メッセージ文:
Someone else has locked this module. Unlocking it may cause this user to lose any unsaved work.
メッセージにある通り、未保存
ではなく、Aさんに交代する前に一度保存してるから大丈夫だろうとあまり気にとめていませんでしたが、どうやら、Unqorkは編集しようとするときに下記のメッセージが表示され編集時の注意を促してくれますが、Unqorkは、最新の状態から編集を開始してくれるわけではなく、編集する人の表示状態から編集をスタートさせてしまうようです。
これは痛い・・結構面倒な作業をしていたこともあって、結局再度同じ作業をやる羽目になってしまいました。
前回の編集内容は全員で見ていたので覚えていたからよかったものの、個人的には結構ショックが大きかったです。
まとめ
Unqorkでモジュールを編集をするときは、必ずブラウザをリロードしてから始めるようにしましょう!これによって同じような悲劇を防げるかもしれません。
「なんでよ!?Unqorkさん!!」と思うこともままありますが、こればかりは叫んだところでどうにかなるものではありませんが、この教訓を共有することで、少しでも同じような悲劇がなくなることを切に願います。。