ミニ仮説キャンバス

ミニ仮説キャンバス

ラボメンバーのいちろ~です。
本日はいつも作成している「仮説キャンバスを小さくしてみた」お話をしたいと思います。

はじめに(経緯)

この記事を見てくれている方は仮説キャンバス(ビジネスキャンバス)について、ご存じの方が多いと思いますのでその話はこちらの記事に譲りまして、小さくしてみたくなった経緯からお伝えしていきます。
チーム内でも個人的にも仮説キャンバスをよく使うのですが、使っていてよく感じるのが「難しいな」ということです。ビジネスキャンバスの本来の利点は

・全体像を視覚化できる
・関係者とビジネスモデルを共有しやすい
・チーム間での認識のズレを防ぐ効果が期待できる

などがありますが、性格的に難しく考えすぎてしまう性もあり、それらのメリットが活用できずに結果的に要点が分かりづらくなっていました。
もう少しシンプルに時間を掛けずに書けないものかと考えたのが始まりです。

小さくしてみよう!

シンプルに書くなら「バリュープロポジションキャンバスにすればいいじゃないか」ということになりますが、仮説キャンバスの様に目的やビジョンを含め総合的なビジネス要素を一度に視界に収められることは強みで、最終的な整理には必要不可欠です。

そこで後からキャンバスを拡張していくことを視野に入れて、作ってみたののがミニ仮説キャンバスです。

どのように小さくしていったのか

まずはユーザの課題から考えていくことが多いので、課題の項目があることは必須です。ただ、以前のキャンバスだとその課題が「顕在」なのか「潜在」を悩むことがありましたが、ユーザのとって重要な課題なのかを考えるべきなので一つにしました。

次にこの仮説キャンバスは「目的」「ビジョン」があることが特徴なのですが、敢えて外し項目を絞っていき、いつも後から考えるビジネスモデルや市場規模なども削っていきます。

得られる効果

このように小さくすることで、ちょっと何かを思いついたときに個人用のMiroテンプレからコピってきて、さっとアイデアをメモしておいたりできます。
そして、皆でアイディエーションする時も「皆で一枚ずつ書いてみよう!」って言いだしても決して重くありません

こういったビジネスキャンバスは数を書くことも重要なのでこのような工夫を重ねていき、普段から何枚も書けるよう精進していきたいと思います。
それでは、(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪