新たなチームのスタートと兼業への道【スクラムマスターへの道#15】

はじめに

こんにちは。ヒロキングです。

1月から4Q(1月〜3月)がスタートしました。4Qからは、これまでのチームから離れて、新たなチームのスクラムマスターとなりました。

まだまだやり残したことがあったので少し残念ではありますが、体制変更があってもやることは同じ。新たなチームのことを支えていけるよう、頑張ります!

今度の新しいチームは、いったいどんなチームなのでしょうか。今日は新しいチームのことをお話ししていきたいと思います。

戸惑いの連続

今回のチームは、去年からお互いのステークホルダー役をするような間柄だったこともあったので、顔見知りだし少しは会話をしたことがあるような関係性からのスタートでした。

チームの状況としては、昨年から異なる部分は、①スクラムマスターが入れ替わる、②POが入れ替わる、この2点です。開発メンバーは変わらないので、開発メンバー間はこれまで通りですが、昨年までのPOはこのチームに結構な割合で常駐してくれていたとのことで、POとの密な連携ができていました。

今回新たに入られたPOは、その他のチームのPOを兼任されているので、これまでほど密に連携が取れなくなりそう。

さらに戸惑ったのは、兼業メンバーがいるということでした。

前のチームでは、幸いにも兼業メンバーがほぼいなかったのです。ゼロではなかったのですが、そのほとんどの時間はチームとしての活動を行えていました。

時間のやりくりについては、ほとんど意識せずに活動できていました。

チームに入る前からその情報は連携していただいてはいたものの、実際に過ごしてみて難しさに気づきます。これは、難しいぞ!?

全員が集まれる時間帯とそうじゃない時間帯

他のチームと兼任されているメンバーが2人いて、午後から不在がちになってしまいます。そのため、チーム全員で決めるような話し合いについては、基本的に午前中で実施する必要がありました。

決めごとは午前中。午後は残されたメンバーで何をするかを考えながら過ごさなければなりません。決めごとが午前中に終わらなければ、その続きは翌日の午前中になります。

実際に過ごしてみると、かなり戸惑いがありました。期の変わり目ですし、扱うプロダクトも1月から変わるところだったのでインセプションデッキをやりたいけれど、何から進めたらいいのやら・・・。しかも、組織の状況的に3月までの体制となりそうな雰囲気なので、残りの期間で何をどこまでやれそうなのかというところも意識しなければなりません。

チームに残された期間

3月までざっと考えると、最初のスプリントを開発準備期間とすると、残り4スプリントしかないことに気づきます。一人で焦り始めてしまいました。モタモタしてたら中途半端なモノしか生み出せないぞこりゃ・・・。本当はみんなと自己紹介などもしたかったのですが、そんな時間も惜しいと思うようになってしまいました。そんな一人空回りのスタートとなってしまいました。。

20%兼業がスタート

新しいチームのスクラムマスターとしてのスタートと相まって、新たな取り組みも行われることになりました。それは、本業のスクラムマスターを80%とし、もう1チームのスクラムマスターを20%兼業して担うということになります。

20%兼業の時間を含めるとさらに時間調整が難しい

これは、他のメンバーも同様の方がいて、自分のチームのメンバーからも、一部のメンバーが別チームのスクラムチームとして活動を行います。

元々兼業メンバーもいる中で、さらなる兼業メンバー。こんなんで本当にやっていけるのか!?

スクラムイベントの日程調整に苦戦

恐れていた通り、さっそくスクラムイベントやその他定期的に行う打ち合わせの日程調整がうまくいきません。

方々に調整を依頼するのですが、なかなかに難航しました。20%のチームはみんなどこかのチームの兼業メンバーなので、空いている時間帯を狙うスペースが限られています。なかなか日程が決まらないことに苛立ちもありました。

さいごに

いかがだったでしょうか。スクラムマスターとして、初動から自分だけが完全に空回ってしまったスタートとなってしまいました。3ヶ月という期間、20%兼業という試験的な試み、いろいろな不安が押し寄せてきて、今のところ楽しめる余裕がありません。。

この4Qはいったいどんな仕上がりになるのでしょうか。。

自分としてもこの課題にうまく折り合いをつけられるよう、日々悩みながら過ごしていきたいと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。