タスクボード(スクラムボード)とは
- 作業を可視化し、効率を高めるために設計されたプロジェクト管理ツールであり、アジャイル開発の現場で利用されることが多いです。
- チームが完了させなければならない仕事の一覧と、チームメンバーの作業量が適切かどうかを視覚的に把握することができるため、メンバーのキャパシティの超過やアイドルタイムの発生を予見・防止でき、チーム全体の開発効率の向上が期待できます。
- 「カンバンボード」との違いはゴールの設定にあり、タスクボード(スクラムボード)がスプリント期間内でゴールを設定する一方で、カンバンボードは特定のゴール期間は設定せずにタスクを順次進行していきます。また、タスクボードの場合はスプリント期間中に作業を追加することはないが、カンバンボードではいつでも作業の追加・変更ができます。
目的
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進捗状況をメンバー間で共有する | メンバー間で進行状況の共有が容易であり、どのタスクを誰が行っているのか一目で分かります。 |
スケジュール調整を円滑にする | タスク状態を可視化することにより、スケジュールの無駄や無理などに気づきやすく、早期の解決が可能になります。 |
メリット
メリット | |
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作業やタスクを可視化できる | 他のメンバーや管理者等に確認することなく、ツールを開くだけで誰でも状況が把握できます。 |
情報交換ツールとして優秀 | シンプルで理解しやすい構成となっているため、誰でも理解しやすく、データの添付機能やチャット機能も備わっている場合が多いため、メンバー間での情報交換ツールとして使いやすいです。 |
チームに一体感が生まれる | チームメンバー全員がプロジェクト全体を理解しやすくなるため、それぞれが「自分が今何をするべきなのか」「今困っているのは誰か」を理解し、チームの一体感醸成につながります。 |
サンプル
スプリントボード
タスクボード
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