2023のラボのキックオフに引き続き、メンバー一人一人に自身がやりたい事をライトニングトークという事で3分で話してもらう会をやっていますので、ご報告します。(ちなみにキックオフの内容は下記記事です)
下記のような資料を全員作って報告してもらっています。
GCLT(Golden Cercle Lightning Talk)とは?
まずは自身のゴールデンサークル、Why,How,Whatを記入してもらっています。次に前回の3か月クォーターの振り返りです。前回はチームに対する表明をしてもらったので、それに対してどうだったかのふりかえりをしています。
そして最後はラボの6つのビジョンから3つまで選んでもらいその内容に対する1Qでの表明をしてもらっています。
今回は皆で上記内容をMIROに貼って付箋で共有しながらディスカッションしています。1人3.5分で発表とディスカッションを行い、次の人へどんどんタッチして回していきました。(1時間のMT×3回で実施しています)
1Q表明のランキング
せっかく全員分集めたので、ラボのメンバーがどのビジョンに興味を持っているのかのサマリー結果です。ランキング形式で報告します。
第6位 8票 ④一目置かれるソリューション(技術を解決策に結び付ける活動)
6位は「④一目置かれるソリューション」でした。開発メンバーが多いわりに最下位は意外でした。こちらをあげてくれた方の意見としては、下記のような意見が出てました。
- 誇れるプロダクトを創りたい
- テクノロジードリブンの発想をしたい
- ノー(ロー)コードで爆速で創りたい
- DevOps、SREをやれるチームにしたい
- 仮説検証と最新技術の接続から事業を創り出したい
第5位 13票 ③.大切な人から認められる
5位は「③.大切な人から認められる」でした。大切な人としてエンドユーザーさんや直接のお客さん、チームメンバーをあげる方がいました。(このビジョン創った時は、家族や友達を想定していましたが、、意外と皆仕事人間という事でしょうか?)
- デザイン思考や仮説検証を通して導入したソリューションが、お客様にいいねと言ってもらえて、試作として実現に繋げたい
- チームメンバーから認めてもらえるように積極的にコミュニケーションを取りたい
- スクラムマスターとしてメンバーとの信頼関係を構築する
- 教えてもらった事を別の人に教えたり返せるようにする
- 技術面や考え方で「他の人と違ってていいね」と言われるように頑張りたい
- ステークホルダーに「お!!」と驚いてもらえるプロダクトを作る
第4位 14票 ⑥仲間を増やす(社内で立ち振る舞いやすくする活動)
5位は「⑥仲間を増やす」でした。今年は仲間が増えて悪の組織を脱せられると嬉しいです・・・。出てきた意見は下記のようなものがありました。
- アジャイルとわからない形で本務のメンバーをアジャイルに染めたい
- 社内コミュニティで活動を成し遂げたい
- やったことのナレッジ化を進めて共有したい
- アジャイル・作業効率化についての議論をして仲間を増やしたい
- AI,技術,プロンプトエンジニアリングについて語り合いたい
- 越境する
- 社内外への情報発信を行う
第3位 20票 ⑤共創(エンドユーザーの価値を探す活動)
いよいよベスト3です。3位は20票越えでまさかの「共創」がエントリーです。このテーマが上がるのは割と驚きですが、色々なところで去年言ってきたからでしょうか?顧客のフィードバックを受けて価値を高めたいという意見が多く出ました。
- 開発者もステークホルダーも巻き込んで全員で価値を共有する
- レビューのフィードバックからプロダクトの方向性を皆で考えられる
- 共創パートナーと長期的なWillを構築してお互いのWin-Winを成立させる
- 新しいお客様や部署と課題解決に向けて創り上げていきたい
第2位 21票 ①仲間/チームが一体となって成長を実感できる
第2位は①仲間/チームが一体となって成長を実感できるです。4Qのテーマがチームだったことも関連しての高順位でしょうか?
- チームの勢いに乗って一緒に成長していきたい
- 新たなに人が入ってきてもチーム全員で支えられるようになりたい
- チーム単位だけでなくラボ単位で成長できるように
- テクノロジーは進化する。ナレッジだけでは足りない部分をチームで補い成長していく
- 「PO」もチームの一員を体現したチームをめざしたい
- とにかく仲良く、楽しく
- 沈黙しない活発なモブワークを試行錯誤したい
- 成長を感じられるスプリントを回していきたい
第1位 31票 ②.新しい技術/環境でわくわく仕事ができる
そして栄えある第1位は、「②新しい技術/環境でわくわく仕事ができる」でした。やはり開発者が多いラボ組織なので1位は技術系でした。また、チャットGPTに関する意見が多く出ました。
- スクラムマスターとして知見を深める
- 深層学習について理解して出来るようになる
- デジタルマーケティングに係るスキル・ノウハウをもっと得たい
- ロジカルな手法を色々組み合わせて、モノを創出していきたい
- AI,機械学習を活用した開発技術の活用、共有
- AIや便利なSaaSをとりあえず触って何かに使えないか考える
- アジャイル練度のさらなる向上
- 育ててきたプロダクトを売っていく
ゴールデンサークルについて
各メンバーのゴールデンサークルも似ている部分と違う部分、また前回と修正した人、修正しなかった人それぞれ理由があって大変面白かったです。4回目の運営ですが、GCLTという言葉が一般的な言葉になるようこれからも続け、発信できればと思います。
今回はMIROで実施してタイムキーピングも非常にいい感じにできました。スクラムマスターさん方ありがとうございました!!
それでは1Qの始まりです。頑張っていきましょう。記事を読んでいただきありがとうございました。
①仲間/チームが一体となって成長を実感できる
②.新しい技術/環境でわくわく仕事ができる
③.大切な人から認められる
④一目置かれるソリューション(技術を解決策に結び付ける活動)
⑤共創(エンドユーザーの価値を探す活動)
⑥仲間を増やす(社内で立ち振る舞いやすくする活動)