所長のたけです。アドベントカレンダー202309の2日目の記事になります。今回は、ラボの運営メンバーで2回目の合宿に行ってきたので、やったことや感想を記載します。
今回は運営メンバーでラボについての今後の運営を考えるために1泊2日で泊りがけで検討をする合宿を実施しています。夕方から検討を始めて、翌日の夕方までがっつり家を借りて検討を進めました。
タイムラインふりかえり
今回の合宿の目的の一つに運営メンバーの中でもフルコミットできるメンバーとできないメンバーがいてチームの同期がとりづらいという課題があった為、合宿の最初に半年間のタイムラインでの「ふりかえり」を行って、共有しました。ワークショップでの検討の際は、「持っているINPUT情報の違い」が議論に大きく影響を与える為、INPUTをどう揃えるかという点でタイムラインのふりかえりは良かったです。
飲み会と自己開示のワークショップ
最近、メンバーが正解を求めるようなメンタリティで運営を進めていく事が多くなり、その結果「心理的安全性が減っているのでは?」という意見があったことが今回の合宿で解決したい問題の一つでした。そのため、失敗をより許容するような雰囲気にするためにメンバーでの弱みを共有するワークショップを飲み会と合わせて、行いました。前回も「ドラッカー風エクササイズB面」で共有しましたが、今回はジョハリの窓を意識したワークを行いました。(ジョハリの窓からこんにちわの記事を参考にしてワークを組み立てています)
- 弱みの共有編
- ①公開の窓(自分にも他人にもわかっている)のゾーンの弱みを付箋に書いて、メンバーに共有する。「そうだよねー」とメンバーが一番共感できる付箋がどれかを投票して、投票数が多かった人がポイントGET。
- ②秘密の窓(自分は知っているが、他人は知らない)のゾーンの弱みを付箋に書いて、メンバーに共有する。「へーそうなんだー?確かに言われるとそうかも?」とメンバーが一番驚きつつ、共感できる付箋がどれかを投票して、投票数が多かった人がポイントGET
- 強みの共有編
- 上記弱みの共有編と同じようなやり方で弱みではなく、強みを付箋に書いて共有する。
このワークは弱みについての『秘密の窓公開』がポイントとなります。どれだけ自分の秘密を開放できるかが重要です。ただ②の弱み公開をずっとやっていたら、どんどんエスカレートして、これ以上はやばいのものが出てくるのでは(笑)??という感じになってきたので、『強みの共有編」を追加でやってみています。
こういったワークをしらふで時間を取ってやる事も難しい為、合宿はとても良い機会だったと思います。こういったワークをやった後に飲み会で話す内容がいつも一番コアとなる内容が多いため、しっかり話したキーワードをメモに取っておくと良いなと改めて思いました。
今度は盲点の窓の解放をやってみたいと思いました!!
朝の散歩
朝起きてからごはんまでの間にメンバーで海まで散歩に行きました。30分くらい歩きましたが、全く運動していない中で太陽の下を歩くのは苦行でした。ただ前回の合宿であったようなアップダウンは少ない道だったので、ダメージは少なくすみました。。。
ミッション作成に向けたディスカッション
ミッションを考えるために、我々が幸せにしたいステークホルダーを『ご近所さんを探せ』として洗い出し、自分達からの距離感や繋がりを整理しました。また、そのステークホルダーがラボの活動でどう幸せになるのか?を「ストーリーマッピング」を用いて整理しました。
そうしたステークホルダー毎のストーリーについて複数のストーリーが絡まることが無いか?等の検討を行い、我々が誰を幸せにしたいのか?世の中の人に対してどうインパクトを出すのか?といったミッションを検討しようとしました。
結果、ミッションまでは合意できませんでしたが、どのような事を優先させるか?どういった人を幸せにしたいのか?といった我々のビジョンを改めて言語化することはできました。
合宿の最後に1人ずつコメントを言い合いました。
感想、その他
<感想>
ミッションまでは作り切れませんでしたが、メンバーで何を大事にしていくか?と言う優先度は合わすことが出来、非常に意味のある時間を過ごせました。やはり1日目の飲み会でのワークショップが合宿では一番重要だなーと改めて感じました。また合宿を半年後にやろうと言っているので、進化できるように進めていきたいと思います。
<次回に向けての提言>
・模造紙が足りなくなった。前回の続きの資材を使うときは、どの程度残っているのかしっかり確認する必要がある
・Airbnbで予約する際はアメニティが場所によって異なるので、しっかり事前確認が必要(歯ブラシを買いに行くことになった)
・部屋の広さ、明るさは重要。一定の広さがあった方が検討していても疲れづらい。