本日は3月に毎日実施していたデイリーの社内勉強会「まなびフェス」のふりかえりを実施しました。1時間の学びフェスのイベントの中でふりかえりを行い、ブログで記事を書くという所まで実施しています。今回のテーマは「VOICE 〜みんなの声が聴きたい〜」でした。
日々の業務を通じて感じていること、学びたいこと、誰かに伝えたいこと──その一つひとつの“声”が集まり、イベントを形作っていく。そんな想いから始まった今回のまなびフェスは、まさにその名の通り、「声」でつながる、温かくもエネルギッシュな学びの場となりました。
みんなでつくった「まなび」
登壇者は役員から若手まで、実に多様。開催の約1ヶ月前から登壇者募集を開始し、社内外問わず多彩なテーマでのセッションが実現しました。AI時代の働き方や、社内メンバーの社外チャレンジ紹介、さらにはアジャイルのリアルな現場の知見共有など、どのセッションも参加者から好評を得ました。
特に好評だったのが、オープニングムービー。春らしいAI作曲のBGMとともに、これから始まる“まなび”を感じさせる映像に、複数のメンバーから「すごくいい!」との声が寄せられました。
終わってからがスタート!アンケートから見えた次の一歩
イベント後、参加者からのアンケート結果はすぐに登壇者へ共有され、「自分の話が誰かの学びにつながっていたと実感できた」との声も。スピード感あるフィードバックが、登壇者の満足度を高める一因となりました。
また、今回のフェスをきっかけに読書会がスタート。ひとつのイベントから継続的な学びの場が生まれたことも、大きな成果のひとつです。
振り返りで見えた課題と可能性
もちろん、すべてがスムーズだったわけではありません。たとえば、アンケートを出し忘れてしまったセッションがあったり、カルーセル画像(告知用のスライド)の作成がギリギリになってしまったりと、運営上の課題も浮かび上がりました。
また、イベントの一部は11時や18時といった時間帯に開催されたことで、参加者数が伸び悩んだという声も。日中の時間の有効活用や、モチベーション設計の見直しは、次回に向けた改善点として挙がっています。
Try & Action──次に向けたチャレンジも続々
振り返りの中では、次回に向けた数多くの「Try(試したいこと)」と「Action(すぐに取り組むこと)」が出てきました。
たとえば、
- 業務時間内の学び推進:「業務=仕事」だけじゃない。学びも仕事の一部という価値観を広げていく。
- 読書会の継続:気軽に参加できる“知の交流の場”として、今後も定期開催予定。
- 事業部ごとの学びフェス(=出張まなびフェス):現場に寄り添った学びを、もっと身近に。
- イベントの対象者を明確にする:毎日のセッションが「誰に向けた内容か」がひと目で分かる工夫。
- 登壇者への体験価値向上:登壇者がもっと気持ちよく話せるように、事務作業の削減&フィードバックの強化。
- カルーセル画像は1ヶ月前に発注!:準備を前倒しすることで、広報もスムーズに。
さらに、お菓子やお酒を用意して交流の場をもっとリラックスした雰囲気にする、社内の動画サービスへの登壇動画掲載を事前に周知するなど、運営チームのアイデアにも注目が集まりました。
まとめ
今回のまなびフェスは、「VOICE 〜みんなの声が聴きたい〜」というテーマのもと、たくさんの“声”が交差し、つながり、学び合う空間となりました。日々の業務の中ではなかなか見えづらい、仲間の考えや熱量に触れることで、新たな気づきや刺激を得た方も多かったのではないでしょうか。
振り返りでは、うまくいったことと同時に、次回に向けた課題や改善点もクリアに見えてきました。それら一つひとつの「Try」と「Action」が、次のまなびフェスの土台となり、より深く、広がりのある学びを生んでくれるはずです。
学びにゴールはありません。だからこそ、今回のように「声を聴く」姿勢を持ち続けることが、これからの私たちの成長の鍵になります。
次回のまなびフェスも、きっとさらにパワーアップして帰ってきます。今度はあなたの“声”が、誰かの学びのきっかけになるかもしれません。どうぞ、お楽しみに。
この記事は2024Insurtechラボアドベントカレンダーの記事で記載しています。