ラボで四半期に1回実施している対面イベントを開催しました。普段はオンライン中心の活動ですが、四半期に1度リアルに集まる機会を設けることで、チームとしてのつながりを強める狙いがあります。
今回のテーマは、引き続き「ノリと品質」。少し抽象的な言葉ですが、ラボでは「良い雰囲気(ノリ)を大事にしつつ、プロとして品質も妥協しない」ことを意味しています。今回はこのテーマに沿って進めてきた取り組みをふりかえりつつ、次のクォーターに向けて強化していきたいケイパビリティを見つめ直す場となりました。
このテーマに関しての取組がどうだったか?また、チームや個人で強めていくケイパビリティが何かをディスカッションするワークを実施ました。
対面イベントで実施したワーク
今回のイベントでは、次のようなステップでワークを進めました。
①.1on1の振り返り
これまで「ノリと品質」をテーマに、メンバー同士で1on1を積み重ねてきました。まずはその内容を振り返りながら、
「どんなキーワードが印象に残ったか?」
「それがなぜ気になったのか?」
といった視点でチーム内でディスカッションしました。普段の会話では出てこない内面や課題感が共有される場になりました。
②.チームとして必要なケイパビリティを議論
個々人の気づきを集めた上で、次に「チームとして今後必要なケイパビリティは何か?」を話し合いました。たとえば「越境してフォローする力」や「学んだことを言語化する力」などが挙げられました。
③.生成AIでイメージを形にする
議論して出てきたケイパビリティをもとに、「その能力を身につけたときのイメージ」を生成AIでイラスト化しました。抽象的な言葉を具体的なビジュアルに落とし込むことで理解が深まり、発表の場も和やかで盛り上がりました。

④.次期に向けた個人の宣言
最後に、それぞれが「次のクォーターで身につけたいケイパビリティ」と、この会の感想を発表しました。目標を言葉にしてチームに共有することで、次に向けた一歩がより具体的になったと思います。
会の感想・意図
ワークについては参加者からは前向きな意見をもらえました。普段あまり話せない課題に思っていることを表明できたり、他のチームの様子を聞けるという意味ではとても良かったと思います。
今後に必要なケイパビリティも組織内での共有という意味ではとても良かったと思いました。組織やチームがどういった方向に向かうのか?といった目的/ゴールの話をもう少し共有できるとより良いワークになった気もしています。
今後に向けて
前回の記事でも3Qの方向性は書きましたが、前に話した通り、引き続き「ノリと品質」をテーマに進めたいと思っていますし、ノリ(フォロワーシップ)についてはよりリーダー層に対して越境してフォローするような動きを仕組みとして出来ればと思っています。
また、プロダクト領域とSI領域で課題感が分かれてきたので、それぞれが抱えている悩みをケアしながら中長期的に持続的に進められる仕組みも必要と考えています。
いよいよ今年度も折り返し、あと半年頑張っていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。