この記事は2025アドベントカレンダー22日目の記事で書いています
先週の土曜にAgile Japan Hokuriku があったので、富山に行ってきました。
自分は事前にあれこれ考えてから行動するタイプで、冒険はあまりせず、必然的に行動範囲が狭くなっているような気がしたので、11月末のTS Kaigi Hokuriku(金沢)に続き、無思考で県外のイベントに参加してきました。
富山への移動について
福井から富山まで電車で行こうとネットを検索したところ、福井、石川県、富山3県が2日間乗り放題で、2,800円というパスを見つけ、在来線をこのパスで行くことに決めました。
新幹線で行くと、片道50分、5,280円で行けるところ、このパス(切符)だと2時間30分、1,400円(2,800÷2)で行くことができることがわかりました。イベントは13:30からなので、早めに出れば十分間に合うため、このパス(切符)で行くことに決めました。
| 経路 | 時間 | 金額(往復) |
| 新幹線 | 50分 | 10,560円 |
| 在来線 | 150分 | 2,800円 |
富山の感想
土曜の富山は12月の北陸地方では珍しく快晴で気温は20度、11月の暖かさでした。
2年ほど前に、BuriKaigiで郊外の富山県立大学に来ているのですが、この時は車で移動だったため、富山駅を見るのは初めでした。
北陸新幹線に伴う再開発なのか綺麗な駅で、路面電車が駅内に入っていくレイアウトや、周りの商業施設も新しく、よい街だなと思いました。
知らない場所に行くのも新鮮で刺激があっていいなと、自分の世界が広がる気がしました。
イベントについて
会場は駅から徒歩10分ぐらいの富山県民会館。
キーノートは『プロフェッショナルの「やらない」選択』の飯沼 亜紀さんでした。
要約すると次のような感じの話でした。
- PMは多くの要望を受ける立場だからこそ、適切に「No」を伝える力が重要
- 「No」と拒否するのではなく、「なぜできないか」を構造化して伝える
- 「Not Now / Not That Way / Not This Product」などに分解すると納得感が高まる
- 相手の意図や背景を受け止めた上で、代替案や将来の可能性を示す
- 上手な「No」は、プロダクトの価値とステークホルダーとの信頼を守る
失礼な話、飯沼さんを存じてなかったのですが、イベント後の懇親会で本人から本家AgileJapanにも登壇しており、RSGT2026にも登壇するという話を聞き、アジャイル業界で有名な人なんだなと思いました。
講演の中では、マクドナルドでプロダクト開発で活躍してその時作成したスライドがバズって有名になり、今回の講演もその延長らしいということでした。
今回の資料は後日公開とのことだったので、バズったマクドナルドの時の資料リンクを載せておきます。
この後、2本セッションがありました。
一条さんの話では、チームで違和感があったら、違和感を表明するという話は、Noを伝える話に繋がる話でとても興味深かったです。
飯沼さんか一条さん、どちらの話か覚えていないのですが、次の言葉が印象に残りました。(今回の収穫になりました。)
『うまくいっていない状況になってる場合があるけど、誰も悪意を持って作業しているわけではなく、それぞれの立場から物事をよくしようと行動している。だけど、うまくいっていない場合が多い。』
飯沼さんか一条さんの話
懇親会
懇親会は日本酒飲み放題のお店でした。
コースでの料理は日本酒のつまみになるものが多く、お腹が膨れるものではありませんでしたが、日本酒好きには良いお店で、他社のAI導入の取り組みの話なども聞けて、楽しい時間を過ごせました。
(私はお酒があまり強くなく過去に日本酒で記憶をなくした覚えがあるので、日本酒は飲みませんでしたが。。。)
まとめ
前日は自社の忘年会でスケジュール的にきついのは分かっていましたが、無思考でイベントに参加して、知らない街で、初めて話する人と楽しい話ができました。
イベント参加で知り合いも増え、2次会終わって別れる時に、年末の挨拶と、次はあのイベントで会いましょうという約束をして別れました。
酔いながら、ホテルに向かう途中で、1日を振り返り、得たものを反芻して自分の視野や世界が広がったなと感じました。
次は1/9(金)のBurikaigi(富山)楽しみだ!











