動画編集、そんなにハードル高くないかも?
「動画編集って、時間もお金もかかるんでしょ?」と思っているあなた。
実は、無料でも、しかもAIを使わなくても、動画編集は気軽に始められる時代です。
私はこれまで動画編集をしたことがありませんでしたが、メルマガやブログ以外で自分の「まなび」を発信する方法として、動画編集に挑戦してみました。 するとその結果、「思っていたよりずっと簡単で、しかも楽しい!」という気づきを得たので、 この記事ではその体験と、活用したツール、ステップをシェアします。
Step1:まず「何を発信したいか」を決める
動画編集を始めるにあたって、最初にやるべきことは「発信テーマの明確化」です。
例えば私の場合「勉強会のオープニング動画で、過去の勉強会の紹介をする」というのが
テーマでした。動画は勉強会が始まる前の2~3分の構成で、次の3つに分けて構成しました。
・冒頭:問題提起(日常業務から離れ、新しい発見への一歩を踏み出すイメージ)
・中盤:これまでの勉強会の資料を差しはさむ(キャッチーな画像資料をチラ見せ)
・終盤:勉強会の開始画像を表示
Step2:ナレーション(ストーリー)を考える
動画にナレーションは必須ではありませんが、動画だけで言いたいことを伝えきるのは
難しいです。今回はBGV的な動画なので使用しませんでしたが、動画構成を整理する上で字幕やモーショングラフィックスを入れて視聴者の理解の助けになるようにします。
(字幕などの対応は、Step5-bで改めて考えるのもありです)
Step3:素材を集める(画像・動画・BGM)
動画編集ツールにもいろいろな素材は準備されていますが。
画像・動画素材はここから!
illustAC
PhotoAC
➡「ビジネス」「IT」などのキーワードで高品質なイラスト・画像を検索可能。
VideoAC
➡フリー動画素材の宝庫。インサートや背景動画に使えます。
音楽・効果音はここ!
DOVA-SYNDROME
➡ジャンル別にBGMを検索でき、YouTube利用もOKな著作権フリー音源多数。
これらはすべて会員登録不要 or 無料登録で使えます。
Step4:編集ツールを使ってみる
無料で利用可能な動画編集ツール
CapCut
➡TikTokを展開するByteDanceが提供する無料編集ツール。スマホでもPCでも使え、
テンプレートが豊富。初心者でも直感的に操作できます。テキスト挿入やBGM追加、
簡単なアニメーションもワンクリック。
※トランジション、エフェクトなどがどんどん有償に変更され、無料では
思うような編集ができなくなってきているので、乗り換え検討中。
Clipchamp
➡Microsoft提供のブラウザベース編集ツール。UIがシンプルで、Windowsユーザーには
特に使いやすい。MP4形式で出力可能、YouTubeへの直接出力も。

Step5:テキストやBGMを加えて、仕上げる
素材がそろったら、編集ツール上で以下のような工程を経て動画を仕上げます。
a) 動画・画像をタイムラインに配置
b) テキストでナレーションや字幕を挿入
c) BGMを挿入(音量はナレーションとのバランスに注意)
d) トランジションやエフェクトで見やすく調整
初めての動画は「完成すること」が一番大事。凝りすぎないのがコツです。
Step6:書き出して公開!YouTubeやTikTokへ
完成した動画はMP4形式で書き出すのが無難。(私の体験はここまでです。。)
YouTubeにアップする場合は、タイトルと説明文に検索キーワードを盛り込むことを意識しましょう。TikTokの場合は、15〜60秒の動画が主流。縦動画推奨です。
まとめ:一度やってみると「次」が見えてくる
今回の動画編集体験で得た一番の気づきは、「まずやってみる」ことの大切さです。
最初は動画アプリに慣れる目的で、好みの動画にBGMを載せて、テキストメッセージを
配置するだけでも、自分のオリジナルな動画ができた気がします!
(動画編集アプリにさえ慣れてしまえば15~30分でできますが、動画やBGMなどの選定に
どれだけこだわるか、によってかかる時間は変わってきます)
これができると、ナレーションやエフェクト(画面の効果)やトランジション(画面の
遷移)に凝りたくなってきますので、どんどん時間が溶けていきます!
作成した動画はX(旧Twitter)やYouTube Shortsなどでも発信可能。
動画編集は“慣れ”。1本作ってしまえば、2本目がもっと楽しくなります!