この記事はInsurtech9月アドベントカレンダーの6日目の記事で書いています(遅れての投稿です)。昨年構築したInsurtechラボですが、今年度は外部登壇を意識していて4月から毎月実施しています。私たち自身アジャイルを本格的に初めて1年ちょっとで、まだ初心者マークがついている状態なので、そもそもどんなイベントがあるのかもわからない状態でした。なぜ登壇を意識しているのか?どんなイベントがあるのかについて紹介したいと思います。
なぜ外部登壇しようと思ったのか?
我々の組織は出島組織で周りから何をやっているのか、不明に思われています。もっというと会社の中では、そこまで注目されていない状態です。ただしアジャイルや仮説検証、デザイン思考を用いて組織内でアウトカムを出していこうと考えると、一定他の組織との共創は必須となってくるため、自分たちがやっている事を透明性高く発信する必要があると考えています。元々は個別活動宣伝に回ったりしていたのですが、そういったPUSH戦略とは別に、強く発信活動を行い結果興味を持ってもらえる人を探すようなPULL戦略も重要と思っています。その1つがこのHPであり、また外部からの一定の評価とともに登壇するという事を目指しています。
なお、組織的に発信する意味合いについては下記にも記載しています。
どんなイベントがあるのか?
アジャイル関連で外部登壇しようと思った時に、代表的に年間やっているイベントとしてはRSGTや関連する地方スクラムフェス、XP祭りやアジャイルジャパンの活動等があります。
<年間実施しているイベント> ※月は2022,2023の実績から想定
イベント名 | 想定時期 | 概要・特徴 |
---|---|---|
リージョナルスクラムギャザリング東京 | 1月 | ・スクラムの日本で一番大きなイベント。 2024リンク(2024.1.10-1.12) |
スクラムフェス福岡 | 3月 | ・地方スクラムフェス(福岡) リンク(2023.3.3-3.4) |
ふりかえりカンファレンス | 4月 | ふりかえりに関してのカンファレンス。 2023リンク(2023.4.8) |
DevOpsTokyo | 5月 | DevOpsに関してのカンファレンス リンク(2023.4.18-4.19) |
スクラムフェス新潟 | 5月 | ・地方スクラムフェス(新潟)。テストの話題が多い リンク(2023.5.19-5.20) |
スクラムフェス大阪 | 6月 | ・地方スクラムフェス(大阪)。オンラインでの大量セッションを実施 リンク(2023.6.30-7.1) |
スクラムフェス仙台 | 8月 | ・地方スクラムフェス(仙台) リンク(2023.8.25-8.26) |
スクラムフェス三河 | 9月 | ・地方スクラムフェス(三河)。製造業によるアジャイルが多い リンク(2023.9.15-9.16) |
XP祭り | 9月 | ・エクストリームプログラミングに関するイベント 2023リンク(2023.9.30) |
スクラムフェス神奈川 | 10月 | ・地方スクラムフェス(神奈川)。2023初回で初回はOSTとLT 2023リンク(2023.10.14) |
スクラムフェス札幌 | 11月 | ・地方スクラムフェス(札幌)。2023はOST中心のイベントをニセコで開催 2023リンク(2023.11.2-11.3) |
アジャイルジャパン | 11月 | ・組織や企業のアジャイルの内容が多い 2023リンク(2023.11.16-11.17) |
また上記以外の活動として、毎週、毎月、もしくは不定期で開催されている各種コミュニティでの独自イベントやアジャイル、スクラムに特化はしていないような技術カンファレンスもたくさんありますので、それぞれのコミュニティを確認すると色々受発信の機会が見つかると思います。
どのように登壇すればよいか
ほとんどのイベントがオープンプロポーザル形式(プロポーザルを出し、皆で投票したりフィードバックしつつ、それも参考に運営が選ぶ)をとっています。大体がconfengineを用いて提出するものが多いです。最初cofengineの登録や記載の壁が高く、書くの躊躇しましたが、書いてみたら特段困ることなく登録できたので、気にせず登録するのが良いと思います。オープンプロポーザルについて及部さんが下記スライドで文化の重要性を書いていますので、参考にされると良いと思います。スクラム系のイベントであれば、下記のようにプロポーザルを相談する会も複数のコミュニティで開かれますので、相談してみると良いと思います。
また、小田中さんがプロポーザルを出す秘訣について
発表に足るような成果を仕事で出し続ける、発表することで他者が利益を得られるような知見を獲得し続ける
noteより
と書いていて、まさにこれを意識して成果を出し続けたいと考えています。(難しいですが・・・)気になる方は上記記事を参考にされると良いと思います。
感想
2023年度から本格的に始めた登壇活動ですが、下記に発表資料は置いていますので、良かったら見てもらえると幸いです。読んでいただきありがとうございました。